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2022年7月 6日 (水)

長性寺の石仏(足立区西綾瀬)

西綾瀬にある長性寺は真言宗の寺院で、創建は寛永元年(1624)と伝えられる。ゆったりした広い境内は都心の寺院とはちょっと違う雰囲気を持っている。江戸時代は弥五郎新田の菩提寺だったと思われるが、長性寺は開基岡村紀宿元春以来地元岡村家の菩提寺だったとも伝えられる。

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山門を入ると右手には墓所が広がり、左手には無縁仏が集められ、地蔵堂が立っている。地蔵堂の手前には一対の燈籠が立っているが、この竿部にはそれぞれ三地蔵、左右で六地蔵が陽刻されていた。

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堂内の中央には地蔵菩薩半跏像が祀られている。延命地蔵尊とのことだが、造立年は享保4年(1719)11月で、五反野村の地蔵講中が盛んでその講中によって建立されたという。

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無縁仏塔群の脇には自然石で造られた馬頭観音が立っている。比較的大きなもので、裏面には昭和12年(1937)2月の造立年が刻まれており、願主名は中村氏と石橋氏の名前がある。

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無縁仏群の後ろの方に舟型光背型の阿弥陀如来像がある。阿弥陀如来の左肩に「奉造立庚申供養二世安全所」とあるので、庚申講中による建立である。造立年は寛文4年(1664)10月と古く、寺の創建から間もない時代のものである。

場所  足立区西綾瀬3丁目19-19

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