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2022年7月20日 (水)

来迎寺の庚申塔(足立区島根)

足立区島根にある来迎寺は真言宗の寺院で創建は建久6年(1195)と伝えられる。今放送されている大河ドラマ「鎌倉殿」の時代である。しかし古い地図にも寺の印がないものが多いのがいささか不思議である。

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山門は立派なものだがそれほど古いものではなさそう。ただ境内には古木が多く、森の中にあるような雰囲気がある。山門の右側に別の入口があり、そちらからお邪魔する。

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まず手前に地蔵堂があり、中には丸彫の地蔵菩薩像がある。木札にも香炉台にも「子育地蔵尊」と書かれていたが、造立年等は刻まれていないようだ。地蔵堂の横には4基の立派な庚申塔が並んでいる。

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一番入口側は大きめの駒型庚申塔で、うっすらと日月らしいもようがあり、青面金剛像、邪鬼、二鶏、三猿が描かれている。造立年は正徳3年(1713)11月で、「奉造立青面金剛庚申供養二世安樂  施主 敬白」と刻まれている。左の庚申塔は駒型で上部に日月、その下に「奉造立庚申待二世安樂攸」という文字があり、下部には三猿が彫りこまれている。造立年は元禄4年(1691)9月。願主名が9名ほど刻まれていた。

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左の二基のうち右側は板碑型の庚申塔で三猿が下部に陽刻されている。造立年は天和2年(1682)10月と古いもので、「奉造立庚申供養現當安樂所」とあり、縁に願主道慶、そして15名の願主名が刻まれている。左の中央に大きな三猿が陽刻された板碑型の庚申塔はさらに古く、寛文6年(1666)辰月(3月)の造立。「奉供養庚申 宝塔二世安樂処」とあり、下部には16人の願主名と島根村の銘がある。

場所  足立区島根3丁目11-9

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