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2022年8月 9日 (火)

高木神社の庚申塔(葛飾区西亀有)

西亀有の高木神社は、国府台の合戦に敗れた里見氏の家臣武内家がこの地に住み、氏神第六天を祀ったのが始まりとされる。国府台(こうのだい)合戦というのは2回あり、第一次が天文7年(1538)に足利氏対北条氏で北条氏の勝ち。第二次が永禄6年(1564)に里見氏対北条氏で北条氏の勝ち、という戦国時代の合戦である。北条氏は鎌倉幕府の北條ではなく、小田原北条氏で、秀吉に滅ぼされるまで関東の最有力大名だった。

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高木神社は江戸時代には第六天社として砂原村の鎮守となっていたが、明治維新の神仏分離で高木神社となった。庚申塔は境内にあるのではなく、境内の入口の鳥居前は写真のような三角の森になっており、そのとば口に祀られている。

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駒型の庚申塔だが、剥離や摩滅が進んでおり文字を読み取ることはなかなか難しい。上部にかすかに日月が残り、青面金剛像、邪鬼、三猿の図柄で、青面金剛像の足元で中折れして補修してある。造立年は享保3年(1718)11月とあるが、右の文字は欠損していて読めない。葛飾区の資料によると「奉造立庚申供養二世安樂処」と書かれていたようだ。

場所  葛飾区西亀有4丁目15地先

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