« 永福寺の石仏(江戸川区東小松川) | トップページ | 親水公園前庚申堂(江戸川区東小松川) »

2022年8月14日 (日)

仲台院西方寺の石仏(江戸川区西小松川)

仲台院は小松川境川の西側にあるので西小松川村である。仲台院(ちゅうだいいん)の創建は天文8年(1539)。徳川八代将軍吉宗の時代から将軍の御膳所になった。吉宗は頻繁に紀州から呼び寄せた鳥の管理役の加納甚内が住むこの地に来て鷹狩りを楽しんだという。

Cimg6477

山門右側の西小松川保育園は仲台院の経営らしい。お寺には保育園や幼稚園を併設するところも多く、私も60年ほど昔、寺院経営の幼稚園にいたが、歌う歌が友人の行くキリスト教系の幼稚園とは違うのを不思議に思ったものである。その山門の手前に2基の庚申塔が並んでいる。

Cimg6483

右側が元禄12年(1699)11月造立の駒型庚申塔で、日月、青面金剛像、邪鬼、三猿の図柄である。右肩に「奉造立庚申供養」と刻まれている。左側は駒型の庚申塔だが、日月と青面金剛像は認識できるものの、それ以外は溶けたようになっており判別がつかない。三猿に関しては基壇にそれらしき痕跡があるように見える。造立年は不詳。

Cimg6487

山門を入ると左に自然石の弁財天がある。大きなものだが、上部に大蛇の図柄がありどうも顔があるように見える。弁天様はいろいろな形があるがこのパターンは珍しいと思う。紀年等は分からない。

Cimg6489

弁財天の後ろには無縁仏がいくつも塀沿いに置かれているが、手前には2基の丸彫の地蔵菩薩像が建っている。ただ蜘蛛の巣が張っていて、保育園児も足を踏み入れてない様子。造立年等は全体を見てみても分らなかったが、左の小さい方の地蔵には「三界万霊」と書かれていた。

Cimg6495

無縁仏の多くは墓石なのだが、この舟型光背型の地蔵は違いそうである。造立年は享保18年(1733)6月とあるが、戒名などは一切記されていない。しかしどこにあったものでどういう謂れがあるのかなどは皆目わからない。

場所  江戸川区西小松川11-17

|

« 永福寺の石仏(江戸川区東小松川) | トップページ | 親水公園前庚申堂(江戸川区東小松川) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 永福寺の石仏(江戸川区東小松川) | トップページ | 親水公園前庚申堂(江戸川区東小松川) »