« 原稲荷神社の庚申塔(葛飾区東立石) | トップページ | 本奥戸橋西詰地蔵堂(葛飾区立石) »

2022年10月 3日 (月)

喜多向観世音菩薩(葛飾区東立石)

京成立石駅からアーケード商店街の立石通り商店街を抜け奥戸街道に出る。奥戸街道はかつての古代東海道。現在は本奥戸橋で那珂川を越えるが、橋が架かったのは昭和7年(1932)である。このルートは江戸時代の柴又帝釈天への参詣ルートでもあり、奥戸の渡しが人々を運んでいた。

Cimg7104

本奥戸橋から少し手前の奥戸街道南側に喜多向(きたむかい)観世音菩薩がある。毎月7の付く日が縁日とあり、堂宇も提灯と花で賑やかな様子。昔は渡しの手前には何らかの商売をする人が集まり賑やかになった。この観音様は、南蔵院の尼さんであった妙本尼が浅草寺を深く信仰して、千日詣を行って満願叶った年に建てたものだという。

Cimg7105

舟型光背型の聖観音像はなかなか良い材質の石材を使っているように見受けられる。造立年は寛保元年(1741)7月。「奉造立浅草観世音尊一千日詣結願廻向所」と書かれている。昔は各地でこういう観音様やお地蔵様の縁日があったものである。ハイセンスな街で有名な広尾商店街も5の付く日に五の市を開き沢山の屋台が並んでいたものである。こういう下町ならば今でも…と思ったが、どれくらいの縁日なのだろう。

場所  葛飾区東立石4丁目45-12

|

« 原稲荷神社の庚申塔(葛飾区東立石) | トップページ | 本奥戸橋西詰地蔵堂(葛飾区立石) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 原稲荷神社の庚申塔(葛飾区東立石) | トップページ | 本奥戸橋西詰地蔵堂(葛飾区立石) »