入谷北野神社庚申塔(足立区入谷)
舎人公園の北西にある足立区入谷の北野神社の創建年代は不詳ながら、幕末には祭礼が行われていたことが知られており、説明板によると嘉永6年(1853)正月の銘のある幟(のぼり)が保存されていることから200年程度の歴史はありそう。神社の前は駐車場になっていて、神社に気づかない人もいるかもしれない。
かつては入谷田んぼと呼ばれた田園地帯で、土地区画整理で都市化が進行した。毛長川から入り込んだ湿地帯だったので入谷という地名になったようだが、江戸時代には入谷村という地名で存在した。新編武蔵風土記には「入谷村ハ古舎人村ノ内ニテ舎人ノ入谷ト唱エシガ後別村トナリシ」とある。
駐車場の右側には堂宇があり、舟型光背型の庚申塔が祀られている。日月はよく見えないが、青面金剛像、邪鬼、二鶏、三猿は判別できる。造立年は宝永7年(1710)霜月(11月)とあり、入谷村の銘がある。側面には「奉新像立青面金剛石像 庚申諸衆二世安樂営之者也」と刻まれている。
場所 足立区入谷1丁目11-13
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コメント
先日、舎人公園へお花見に行ったついでに周辺を散策し、入谷5-3-17にある「エム・エフ・アシスト」という会社の入口左手に、2基の馬頭観音を見つけました(番地的には南隣のサントリービバレッジソリューションの入谷5-3-21が相当するかもしれません)。あまり歴史はなさそうな感じですが、ご参考になれば幸いです。
投稿: 神崎 悟 | 2025年4月 6日 (日) 19時41分
神崎 悟さん
貴重な情報をありがとうございます。Google Map投稿の写真を見ると、左が馬頭観音、右が不動明王風の庚申塔?という珍しいもののようですね。馬頭観音が文化12年(1815)、右の庚申塔?が万延元年(1860)とあるみたいです。そのうち訪問してみます。足立区の資料には掲載されていませんでした。ありがとうございます。
投稿: ぼのぼのぶろぐ管理人 | 2025年4月 6日 (日) 21時57分