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2022年11月27日 (日)

法龍寺の石仏(江戸川区船堀)

真言宗光明寺の南隣りにあるのが浄土宗の法龍寺。創建年代は慶長年間(1596~1615)と伝えられる。まさに徳川家康の時代である。山門前に4基の石仏が並んでいる。

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一番道路側は大きな角柱型の供養塔で、「南無阿弥陀仏」の六文字。側面に「奉納大乗妙典六十六部日本廻国成就供養」とあり、武刕葛飾郡東葛西領二之江村新田の銘がある。建立は元文5年(1740)10月で念仏講同行中の文字もある。二番目は舟型光背型の地蔵菩薩立像。摩滅が進んでいるので読み取れないが、寛文▢▢年10月の文字があるので、江戸時代初期のものである。

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その右の舟型光背型の庚申塔は見事な彫りである。日月、青面金剛、三猿の図柄だが、それぞれがしっかりと造形されている。文字がいくつかばらばらに彫りこまれており、「奉建立石像庚申」「法龍寺深誉判」などの文字があるので、当所から法龍寺に在ったものだろう。造立年は古く寛文4年(1664)9月とある。一番右の白っぽい石塔は珍しい「食用蛙供養塔」で説明板には昭和27年建立とあるが、裏側には平成30年3月建立と刻まれていた。

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一方寺の南の隅に立っていたのは舟型光背型の阿弥陀如来像。どうも墓石のようではあるが、左下に「結衆」という文字があるので、これも合同の供養塔であろう。紀年は摩滅していて読み取れなかったが「8月」という文字は読めた。ちなみに前述の食用蛙供養塔だが、この辺りでは昭和の初め頃から周辺の水田や蓮田に自然繁殖していた食用蛙を捕えて生業にする産業のひとつだったらしい。

場所  江戸川区船堀6丁目9-30

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