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2023年11月20日 (月)

大盛寺別院の石仏(三鷹市牟礼)

大盛寺別院は牟礼にあるが、大盛寺は井の頭にあり、井の頭公園のすぐ南側である。井の頭弁財天から公園の外に出るとすぐに大盛寺になる。とはいえ牟礼のこの場所から本院までは1.5㎞程の距離ながら昔からの街道筋で結ばれていた。

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墓所の北側を走る都道110号線側から入ると、両脇に3体ずつの六地蔵が迎えてくれる。造立年は不詳。花がいっぱいに供えてあり台石の文字が読めない。資料によると、念仏講中による建立で、秩父坂東西国の巡拝供養塔として建てられたらしい。

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別院の建物の脇に複数の石仏が並んでいる。墓所側にあるのが丸彫の地蔵菩薩像で、享保4年(1719)霜月(11月)の造立。「▢供養地蔵念仏講中」「武刕多麻郡無礼村」の文字があるが、牟礼を無礼と書き間違えた石仏がいくつかあるのが興味深い。右の角柱型石塔には「大乗妙典千部塔」とある。こちらは弘化4年(1847)仲春(2月)の紀年がある。

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向かいにあったのが角柱型の不動明王像。こちらは嘉永5年(1852)2月の造立。角柱型の不動明王像はあまり見かけない。台石には多くの願主名が並んでいるが板橋姓が7名もあった。

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墓地脇にあったのがこの隅丸角柱型の石塔。これは墓石ではないようである。「浄心念仏請中」とあり、文化4年(1807)5月の造立年が刻まれている。三鷹市の資料を見ると念仏塔となっているが、どんな目的で建てられたのだろうか。

場所  三鷹市牟礼2丁目14-16

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