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2023年11月26日 (日)

新川天神社の庚申塔(三鷹市新川)

三鷹市新川の東八道路沿いにある新川天神社、創建年代は不詳ながら、野川村天神山に鎮座していたのを寛永16年(1640)に現在地に遷座して今日に至るという。東八道路と並行して東西に延びる人見街道は府中市の若松町と杉並区の大宮八幡を結ぶ街道。野川村の天神山というのは仙川が中央自動車道を潜る北にある天神山遺跡(城跡)のことだろう。戦国時代に築かれ今でも土塁が残っているらしい。

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東八道路側から鳥居をくぐると社殿は彼方突き当りの右手にある。天神様なので勿論菅原道真を祀っている。江戸時代初期に台風で天神山の社殿が大破したので移転し、元禄時代に再建、明治時代には村社に昇格した。

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鳥居の左手に進むと庚申塔が祀られている。古いもので、舟型で日月、そして三猿のみの図柄である。造立年は延宝8年(1680)9月とあるので、遷座してから間もなくの時代である。「奉供養庚申」の文字があり、下部には10人ほどの願主名が刻まれている。

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今回戸惑ったのはこの黒御影石に載せられた2基の石仏。右の駒型の庚申塔は、日月、青面金剛像、邪鬼、二鶏、三猿が描かれている。造立年は宝暦7年(1757)とあり、右側面には「右天神みち 多摩郡瀬田谷領 野川村領主 武右門」、左には「左 神大寺みち 講中拾貮人」とある。これはここから南へ進んだ新川2丁目2番地の角にあったもので、何らかの理由でここに移設されたもの。脇の破片もどうやら青面金剛像の道部分で右下に鶏の上部が見える。これも同じ場所に在ったもの。確認のため、その場所に行ってみると戸建の新築が建築中であった。

場所  三鷹市新川2丁目1-21

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