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2023年11月18日 (土)

牟礼二丁目の地蔵(三鷹市牟礼)

牟礼に丁目の交差点に地蔵堂と道供養塔がある。後ろはモダンな歯医者さんで、地蔵堂とのコントラストが面白い。北東側の道は上りだがその先には玉川上水がある。牟礼二丁目交差点辺りよりも玉川上水の方が標高が3mほど高い。用水路というのは高い所を流れていないと農地への水の供給が出来ない。北東側の小山を越えると上水である。

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地蔵から西側は平坦な地形。この辺りは中山谷、西山谷といって、昔は田んぼが広がっていた。この辺りはかつての烏山川の源頭のひとつである。牟礼という地名の由来は盛り上がった土地を指すという説もあり、東の小高いエリアを元々牟礼と言ったらしい。さて地蔵堂の地蔵だが、丸彫で造立年は正徳3年(1713)10月と古いもの。「奉納大乗妙典六十六部供養」とあり、「武刕多摩郡中野領牟礼村」の銘がある。かつて地蔵の頭部がなくなったので昭和45年(1970)に石屋に小早川トメさんという方が注文して修復したらしい。

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脇にある角柱型の道供養之塔と大きく書かれている石柱は、文化9年(1812)6月の建之。後ろに「三ヶ年間 村中庚申待講銭を以て助力」とあるので庚申講中が築いたものだろう。ただ、角筈新町の銘もあり、新宿の角筈と牟礼との関係が今一つ分からない。

場所  三鷹市牟礼3丁目8-18

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