白糸台駅前の馬頭観音(府中市白糸台)
西武多摩川線の白糸台駅の駅前の植込みにひっそりと立つ馬頭観音がある。白糸台駅はかつては北多摩駅という駅名だった。多摩川線の中では基地的な駅になっている。1917年(大正6年)に多摩川線が出来た時は武蔵境から北多摩駅までの区間で、ここは終着駅だったが、2年後に延伸された。
興味深いのは、一つ北にある駅名が多摩駅なのに南隣りのこの駅が北多摩駅だったのは何故だろうという疑問。調べてみると、北隣の駅は多磨墓地駅という駅名で後年開業したが、2001年に多磨駅と改称した為、混乱するという理由で駅名を改め、昔からの地名白糸台駅にしたのだという。なんだかドタバタな感じがする。
植込みの中の馬頭観音は昭和4年(1929)12月19日建之と裏側に刻まれている。相談人や発起人の名前もあり、黒御影石に刻字を施したもの。資料によると、この周辺には昔馬車営業の馬持が多かったという。すぐ北には旧甲州街道、すぐ南には品川道が通っていたからであろう。
場所 府中市白糸台2丁目72番地先
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