コープ脇の庚申塔(三鷹市下連雀)
連雀通りを西へ進む。通りの北側に黄檗宗(おうばくしゅう)禅林寺がある。江戸時代に始まった宗派で、この寺には森鴎外や太宰治の墓所がある。門前は禅林寺前という交差点。禅林寺の向かいにはコープとうきょう下連雀店があり、この一角に庚申塔がある。
防空壕のような頑丈な堂宇に祀られているのは舟型の庚申塔である。青面金剛、三猿が見てとれるが、文字は摩滅していて読み取れない。かろうじて「庚申供養」の文字と「11月」という文字が見える。造立年は不詳。
少し西に南北に走る三鷹通りがあるが、昔はこの庚申塔の脇で禅林寺の山門を見て西に曲がり、すぐに北に折れるのが道筋であった。道筋が変えられたのは昭和の後期である。
場所 三鷹市下連雀7丁目16-22 map
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