大卵塔墓地内の石仏(西東京市保谷町)
旧保谷市内を走る関道(せきみち)は練馬区関町につながる古道。行先はおそらく武蔵駅そばの本立寺、関のボロ市で知られる。関道が都道233号線に交わる交差点の西側に広めの墓地がある。
墓地の前は田柄用水の暗渠である。この位置は関道と田柄用水が合った場所で、それだけでも歴史を感じさせる。墓所の入口は施錠されていて、中に入ることはできなかったが、門扉から七体六地蔵を拝することができる。
中央の地蔵菩薩坐像の基壇には「三界万霊」の文字がある。すべて同時代の造立で、造立年は安政4年(1857)2月。残りの六地蔵の基壇には、右から「法性地蔵」「宝陵地蔵」「宝印地蔵」「雞兜地蔵」「陀羅尼地蔵」「持地地蔵」とあり、中央の三界万霊の座像は延命地蔵である。願主名などについては、武州新座郡上保谷村のほか、桶久保、下柳沢、上柳沢の銘があるようだ。
場所 西東京市保谷町6丁目22-23
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