北芝久保庚申塔(西東京市芝久保町)
西東京市芝久保町は少し前までは田無市芝久保町。青梅街道沿いを西に進むと斜めに鎌倉街道が合流し、さらに200m余り西の交差点にはちょっと奥まったところに堂宇がある。路地の西側はコンビニのローソン、東側はラーメン店で、そのラーメン店の敷地に堂宇が立っている。
堂宇の中に祀られているのは板碑型の庚申塔で相当古いもののようだ。上部に「為奉造立菩薩也」とあり、日月、二鶏、三猿が描かれている。青面金剛はないので、江戸時代初期のものらしい。造立年を見るとうっすらと、延宝2年(1674)2月とある。下部には「新倉田無村領内」の文字もある。
三猿の描画は見事である。説明版が立っていて「延宝2年に北芝久保に入植した出百姓18名によって建立され、新田のはずれの標識の役割もあったとある。明治時代の地図を見ると、辺りは一面の桑畑になっている。養蚕業が盛んだったのだろう。
場所 西東京市芝久保町4丁目12-48
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