畑の題目塔(西東京市北町)
西東京市を東西に走る都道25号線、南北に走る新しい伏見通りとの交差点から西へ250mほど進んだところに、ローソンがある。ローソンの角を西に渡った区画は一面の畑で、そのローソン寄りの角に1基の石塔が立っている。
石塔の前にあるのはゴミか供え物か不明(ごみの可能性のほうが高そう)。この都道と交差する道は、下保谷と北道、そして栄町の町境になっている。かつてはこの辻の少し南に小川が東流しており、練馬区西大泉で白子川に合流していた。今はローソンの東側に暗渠が残っている。ここの古い地名は下保谷村坊ヶ谷戸である。
石塔は角柱型の題目塔で、「南無妙法蓮華経法唱壱阡部成就」とある。かつての下保谷村は日蓮宗の村であったので、この題目塔も古くからあったもの。造立年は正徳4年(1714)とある。摩滅して読めないが資料によると「武州新倉郡下保谷講中27人」とあるようだ。昔は題目を延々と唱えて、それを成就するとこのような成就塔を建てた。この題目塔も車にぶつかられたりして相当傷んだという。開発を免れた貴重な石塔である。
場所 西東京市北町1丁目1番地先
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