観音坂の子育観音(小金井市中町)
国分寺崖線の坂は様々で面白いが、比較的広くて新しい坂のひとつに観音坂がある。もともとはハケの坂と呼ばれていた坂道で、坂の西側にある渡辺家がもともと「ハケの家」と呼ばれていたことからハケの坂と呼ばれていたが、小金井市の公募で観音坂という名前が付いた。
坂はカーブを描きながらかなりの傾斜になっているが道幅は広めである。坂の西側、観音様の裏手崖上が渡辺家らしい。明治の地図をみるとカーブしておらずかなりの急坂だったようだ。
斜面には広い覆屋が造られており、その中には子育観音が祀られている。子育観音は別名子安観音とも呼ばれるが、一般的には江戸時代以降の民間信仰で仏教の教軌に捕らわれない自由な作風である。基壇には「子育観音」の文字のほか、「渡辺善一、キミ、建之」の文字や、昭和46年(1971)1月8日の造立年が刻まれていた。
場所 小金井市中町1丁目12-1
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