栗山通りの馬頭観音(小金井市東町)
JR中央線東小金井駅を南に進む。ちょっとした商店街になっていて、栗山通りの表示がある。栗山というのはここから南へ800mほど下ったあたりを東西に走る連雀通りを中心として栄えた集落の名前である。一方、北に栗山通りを進むと1㎞余りで五日市街道と玉川上水に至る。今はない地名だが、通り名に残っているのは何となくうれしい。
商店街の南の方に一本松があり、その前に堂宇がある。中をのぞいてみると舟型光背型の石仏が祀られている。尊像の下部には「馬頭観世音」と書かれているが、尊像そのものは聖観音である。側面にある造立年は、昭和7年(1932)9月とあり、比較的新しいもののようだ。
石仏は丁寧に作られた立派なもので、昭和のものとしては質が高い。裏面には文字があり、「東京市街野方願主西浦家」と書かれているらしい。ということはここ(栗山)の物ではないのだろうか。
場所 小金井市東町4丁目38-28
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