車屋の坂の庚申塔(小金井市貫井南町)
貫井神社の前のハケの道を西へ少し進むと、右上のハケ(崖)の林を上る道が分岐する。林の上には、貫井不動が祀られた不動堂がある。貫井神社のハケの森は大きな樹木の多い少しうっそうとした雰囲気である。この坂道には「車屋の坂」という名前がある。貫井弁天に通じる道だったので「弁天坂」の名前で呼ばれることもあるらしい。ちなみに小金井市中町にも同盟の坂があるが、私はこっちの方が好み。
特に覆屋もなく、それでもしっかりとした土台の上に祀られているのが、駒型の庚申塔。日月、青面金剛像、三猿のシンプルな組み合わせで、野ざらしのわりに右上の欠損を除いては保存状態も良い。造立年は正徳元年(1711)11月と刻まれている。
尊像右には「奉造立庚申供養」の文字があり、下部には「貫井村 同行拾三人庵主真宥」と書かれている。小金井市の資料には載っていなかったが、意外とこの辺りには未記載のものが多い。一部は小金井市文化財センター(小金井市緑町)に移設保管されているものもある。
場所 小金井市貫井南町3丁目8-7
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