仙川上の馬頭観音(小金井市梶野町)
梶野通り沿いに流れる水路は仙川の上流。通りの西側を北に向かって流れていた仙川は、二本松の庚申堂の少し先で、通りの東側に位置を変える。この流程は江戸時代から変わらない。
まるで水路に架かる橋のようだが、水路は道路の反対側から道路を潜って流れてきて、ここで再び90度向きを変えて北流する。橋の名前は特になさそうだ。この水路のドン付きに石造りの角柱がある。実はこれが馬頭観音なのだが、普通に歩いているひとはまず存在に気付かない。
南側の面には「馬頭観世音」の文字の上部が見える。造立年は側面にあり、弘化3年(1846)2月である。左面を見ると「南・・」とあるので、昔とは90度向きを変えているようだ。文字が埋まっているので資料を確認すると「南 いし原 そめや ふちう道」とあるらしい。昭和40年当時はまだ読めたという。梶野新田の講中が造立したものだそうだ。
場所 小金井市梶野町4丁目20番地先
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