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2025年9月13日 (土)

松本家の地蔵(東久留米市中央町)

所沢街道(都道4号線)と小金井街道(都道15号線)が交差する前沢十字路から所沢街道を江戸方向へ少し行ったところに松本家がある。裏の畑を合わせると4,000㎡(1200坪)ほどの広い敷地だが、街道側に塀が切れているところがあり、敷地内に地蔵堂がある。通行人が自由にお参りできる形になっている。

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広い堂宇の中には丸彫の地蔵菩薩像が祀られている。造立年は宝暦10年(1760)2月。「奉造立地蔵再菩薩」の文字が基壇にあり、「武刕多摩郡前澤村」の銘がある。右側面には26名の願主名、左側面には30名の願主名が刻まれており、資料によると裏側には「奉納表口9尺、奥行3間 明治15年9月 松本鉄五良」の銘があるらしい。

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興味深いのは地蔵菩薩の後ろにひっそりと別の丸彫の地蔵菩薩像があること。その由緒については全く不明。地元では親子地蔵と呼ばれているようだ。大正14年に松本家がこの堂宇を建て替えたときには講中の世話で芝居小屋を架けて盛大に落成祝いをしたと伝えられる。かつては前沢地区で地蔵講がそうとう盛んだったことが伺える話である。

場所 東久留米市中央町5丁目7-54

東京:時代の痕跡を歩く(ぼのぼのぶろく)

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