大島家墓所の馬頭観音(東久留米市下里)
東久留米市下里の都道4号線(旧所沢街道)から少し北に入ったところに小さな墓所がある。墓石を見る限り大島家の墓所のようだ。この墓所の裏手にこじんまりと、角柱型の馬頭観音菩薩が祀られている。正面には「馬頭観世音菩薩」の文字。左側面には造立年、昭和9年(1934)3月建之とあり、続けて願主名がある。施主大島倉吉、六蔵、萬蔵の名前が刻まれている。
大島家はおそらくこの北側にある大島農園のご先祖であろう。果樹園を営んでおられ、梨、葡萄、キウイを販売しておられる。馬頭観音の前の道は古い道で、北へ向かうと野火止用水(伊豆殿堀)に出る。野火止用水は玉川上水の分流で、小平市で分水し、村山村、久留米村を経て新座郡野火留で新河岸川に合流する。川越藩主松平伊豆守信綱が明暦元年(1655)に掘削させた農業用水で、その為伊豆殿堀の別名がある。ただ、川越藩のための堀だったので、間の村々には利権がなかったらしい。
場所 東久留米市下里7丁目2番地先
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