« 嶋崎家庚申塔(東久留米市下里) | トップページ | 阿弥陀堂の石仏(東久留米市下里) »

2025年10月22日 (水)

大島家墓所の馬頭観音(東久留米市下里)

東久留米市下里の都道4号線(旧所沢街道)から少し北に入ったところに小さな墓所がある。墓石を見る限り大島家の墓所のようだ。この墓所の裏手にこじんまりと、角柱型の馬頭観音菩薩が祀られている。正面には「馬頭観世音菩薩」の文字。左側面には造立年、昭和9年(1934)3月建之とあり、続けて願主名がある。施主大島倉吉、六蔵、萬蔵の名前が刻まれている。

Img_8679

大島家はおそらくこの北側にある大島農園のご先祖であろう。果樹園を営んでおられ、梨、葡萄、キウイを販売しておられる。馬頭観音の前の道は古い道で、北へ向かうと野火止用水(伊豆殿堀)に出る。野火止用水は玉川上水の分流で、小平市で分水し、村山村、久留米村を経て新座郡野火留で新河岸川に合流する。川越藩主松平伊豆守信綱が明暦元年(1655)に掘削させた農業用水で、その為伊豆殿堀の別名がある。ただ、川越藩のための堀だったので、間の村々には利権がなかったらしい。

場所 東久留米市下里7丁目2番地先

東京:時代の痕跡を歩く(ぼのぼのぶろく)

| |

« 嶋崎家庚申塔(東久留米市下里) | トップページ | 阿弥陀堂の石仏(東久留米市下里) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 嶋崎家庚申塔(東久留米市下里) | トップページ | 阿弥陀堂の石仏(東久留米市下里) »