地蔵堂の石仏(小平市花小金井)
田無のスカイタワーから南下する科学館通りは西東京市(田無)と小平市の市境である。そこを東西に走るのが江戸街道(東京街道)で、江戸時代は幅員4間(7.2m)の街道だった。南北の科学館通りの筋より西は小平村で、その境には今も覆屋があり石仏が祀られている。
覆屋の中には地蔵菩薩、外には2基の石仏がある。覆屋の中の地蔵は丸彫の地蔵菩薩立像で、宝暦3年(1753)12月の造立。基壇正面には造立年と「奉建立…」の文字(下部は見えない)、「武刕多摩郡 柳窪新田」の銘が見られる。造立したのは小林原左衛門と川里伝六。
覆屋の脇に立つ2基の石仏は庚申塔と馬頭観音である。江戸時代から明治大正にかけて多摩エリアのこの辺りは作物を江戸に運んで売るために牛馬が大活躍していた。加えて村境ということで、場所としては典型的である。
右の馬頭観音は弘化3年(1846)5月造立のくし形角柱型。左面には川里捨五郎の銘が入っている。右側面には造立年が刻まれていた。左側の同じくし形角柱型の石仏は庚申塔である。文字塔で正面には「庚申…」とあり一部読めない。その脇には宝暦12年(1762)11月の造立年が刻まれている。
場所 小平市花小金井3丁目11番地先

























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