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2025年12月 6日 (土)

円成院前の地蔵堂(小平市花小金井)

西武新宿線花小金井駅から北へ向かうと円成院という大きな寺院があり、その向かいに地蔵堂がある。駅前通りからは緑地帯を渡るような橋があり、その先に堂宇がある。10年ほど前までは空地の中にある堂宇だったが、その後後ろの空地の半分が整形外科になった。

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堂宇の中に祀られているのは大きな丸彫の地蔵菩薩立像。基壇の正面には「南無・・・」という文字が6行、つまり六地蔵分の銘がある。左面には「武刕多摩郡野中新田」の文字、右面には文化3年(1806)3月の造立年が刻まれている。

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野中新田というのは青梅街道沿いの古い地名で、おおよそ現在の天神町、花小金井、花小金井南町、上水南町にあたる。興味深いのは野中新田村が、与右衛門組・善左衛門組・六左衛門組(国分寺市の青梅街道沿い)の三つの組に分かれており、それぞれが村請制の単位で名主や組頭などの村役人もそれぞれの組に置かれていたことである。「組」という単位でありながら、村の機能を果たしていた。

場所 小平市花小金井1丁目27-15

東京:時代の痕跡を歩く(ぼのぼのぶろく)

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