元上谷保村の常夜燈(国立市谷保)
江戸時代、南養寺の辺りが上谷保村だった頃、甲州街道脇にあった常夜燈が残っていて、ひとつは下谷保の本田家近くの文久3年(1863)の常夜燈、もうひとつが南養寺参道入口にあるこの元上谷保村の常夜燈である。
こちらの常夜燈の建立は寛政6年(1794)4月で、下谷保の常夜燈よりも70年ほど古い。どちらも秋葉信仰に基づくもので、「秋葉大権現 榛名大権現 天満宮」の銘がある。竿部にはほかに「上谷保村」とも書かれている。昔は上谷保村の油屋(現在の甲州街道の北側の原田家)の東隣に建てられたものらしい。昭和6年(1931)からの甲州街道の拡幅工事で現在の場所に移された。
対のように立っているの石塔がこちらで、千手観音読誦塔とされている。「谷保山南養寺」の文字が見られる。造立年は享和3年(1803)3月と刻まれていた。甲州街道側は「徐厄千手観世音菩薩」、東側は「奉誦観音普門品一萬巻」、南側に紀年が書かれている。
場所 国立市谷保6208-2
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