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2026年1月17日 (土)

永代融通念仏盟約塔(小平市鈴木町)

小平市の新小金井街道と鈴木街道が交差する鈴木町一丁目交差点の30mほど西の鈴木街道路傍の駐車場角にぽつんと立つ石塔がある。山状角柱型の石塔で、「永代融通念仏盟約塔」と書かれている。この場所は江戸時代、ここが鈴木新田と呼ばれる中で、北鈴木という集落の中心であった。新小金井街道は無論存在しないが、鈴木街道と、北西から出合う村道の辻になっていた。

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石塔の造立年は天明2年(1782)11月とある。「為父母報恩」の文字があり、願主名は鈴木利衛門春昌講中と書かれている。鈴木町で困るのが鈴木が地名なのか人名なのかわからないことである。

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永代融通念仏盟約塔について調べてみたら、庚申塔研究の第一人者である石川博司氏の文章にたどり着いた。それによると、この念仏盟約塔は13か所にあり、安永10年(1781)~文化元年(1804)の20年余りの間に建立されている。小金井市貫井南町の閻魔堂墓地、国立市の滝之院などにもあるようだが、かつての訪問時には見落としている。この塔は念仏講などの中で特に「為父母報恩」として念仏を唱える回数を皆で決めて盟約として祀られるもののようである。

場所 小平市鈴木町1丁目17-6

東京:時代の痕跡を歩く(ぼのぼのぶろく)

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