神山の地蔵尊(東久留米市神宝町)
都県境の野猿坂が境の道から西に分岐しているのが清戸道・所沢道の古道。分岐してまもなく北側に広い境内を持った覆屋根のある地蔵菩薩像がある。この地蔵菩薩像は東久留米市の指定文化財になっている。
指定文化財なのできちんとした説明板も備えられている。地蔵菩薩自体は舟型光背型の地蔵菩薩立像で、造立年は元禄8年(1695)2月とある。「為寒念仏三歳頓證菩提敬願成就所」との記述があり、「武刕多麻郡神山村 木村半兵衛敬白」の文字が刻まれている。
この地蔵菩薩は元は神山村と石神村の境の野猿坂にあったというので、庚申塔があるあたりだろうか。そこからここに移設されたらしい。神山村の人々が先祖の供養のために3年間寒中30日念仏を唱えて巡業する、いわゆる寒念仏を行ったことが分かる。東久留米市内で最も古い地蔵だと説明板に書かれていた。
場所 東久留米市神宝町2丁目3番地先
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