本多の庚申塔(国分寺市本多)
JR中央線国分寺駅から北へ約1㎞、都道の連雀通りを渡ると黄檗宗(おうばくしゅう)の祥應寺がある。祥應寺はこの地本田新田の開発に際して、村人儀右衛門が深川海福寺の僧侶に開山をしてもらい享保11年(1726)に引寺して創建した。黄檗宗の寺院は珍しいが、近くには多摩市の禱徳寺くらいで、あとは羽村市にいくつかある。黄檗宗はやや中国らしさを持つ様式の寺院で、この祥應寺も典型である。
祥應寺の山門の前には真新しい堂宇が建てられている。傍には銘板で造られた説明版もあって、なかなか手が込んでいる。堂宇内に祀られているのは、駒型の庚申塔。日月、青面金剛像、邪鬼、三猿の図柄で、造立年は元文5年(1740)10月とある。
この堂宇が出来たのは令和6年(2024)とつい最近。当時はまだ野ざらしだった庚申塔を、祥應寺の檀徒が浄財で今の状態にしたと説明板には書かれている。
場所 国分寺市本多4丁目2-2
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