砂土地蔵尊(日野市三沢)
川崎街道の旧道の旧松蓮寺山門の辺りで、落川から三沢に入る。松蓮寺は明治の初めに廃仏毀釈政策によって廃寺となったが、江戸時代は『江戸名所図会』にも描かれており「茂草松蓮寺」の記載がある。
馬頭観音の近くに大きな堂宇があり、複数の石仏が祀られている。堂宇脇にも石仏石塔がいくつかある。後ろの壁に「砂土地蔵尊」と書かれたお札が貼ってある。右端は舟型光背型の地蔵菩薩立像である。古そうだと思って文字を読むが何分摩滅していて読みづらい。偈文がたくさん書かれている。寒念仏供養の文字があり、貞享4年(1687)の造立のようだ。
その横の背の高い丸彫の地蔵菩薩立像が砂土地蔵尊と呼ばれる地蔵菩薩らしい。地蔵の腰に享保3年(1718)10月の造立年が刻まれていた。基壇にも文字が刻まれていたが読み取れなかった。砂土地蔵尊の左には舟型の阿弥陀如来像がある。「権大僧都法如・・・」という文字が見えるが、墓石かどうかは分からない。造立年は貞享元年(1684)霜月とある。
その左には中折れが激しい笠付角柱型の庚申塔がある。日月、青面金剛像、三猿の図柄で、「三澤邑・・像庚申・・下講中」の文字がかろうじて読み取れた。造立年については「安永(1772~1781)」の文字があるがその先は折れている部分で分からない。庚申塔の下に板碑の一部がポツンと置かれていた。
場所 日野市三沢2丁目1-23
























最近のコメント