落川大宮神社の馬頭観音(日野市落川)
落川大宮神社は京王線百草園駅の南の山の斜面にある。創建年代は不詳とされるが、江戸時代初期の寛文年間から元禄年間のころ、清水谷の山上である現在の場所に移転してきた。当時は落川村下落川の鎮守だったという。
江戸時代以前はもとは上落川の大宮耕地にあったというから、今の高幡不動駅の近くである。しかし浅川や程久保川が氾濫して洪水により東にあるこの場所に移ったという。山上にある社殿は天明8年(1788)の竣工と古い。山の下の鳥居の脇には2基の石仏が並んでいる。
右の大きな石塔は角柱型の馬頭観音で、正面に「馬頭観世音」の文字がある。側面には文政6年(1823)立秋の造立年が刻まれていた。左の小さい方は、櫛型角柱型の馬頭観音でこちらも「馬頭観世音」の文字。側面には施主瀬沼成▢の銘と、昭和16年(1941)5月の造立年が刻まれている。
場所 日野市落川1108
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