百草園通り南の馬頭(日野市百草)
京王百草園は日野市の山の上にある庭園。享保年間(1716~1736)に再建された松蓮寺の庭園として造営され、明治の初めの廃仏毀釈で廃寺となった。地元の生糸商人の青木角蔵がその後所有、1957年に京王電鉄に移管した。
南斜面に向かって百草園前から下っていくと、坂下で西からの市道がぶつかる丁字路がある。その角に素朴に立っている石塔がある。ゼニゴケに覆われているが、正面には「馬頭観世音」の文字が見える。
側面には文久3年(1863)6月の造立年が刻まれていた。西から合流する市道は昔はなかった道だが、百草園通りは江戸時代から存在した村道である。この何となくぽつんと立っている様子が路傍の石仏の魅力である。
場所 日野市百草876
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