高木八幡宮の石仏(国分寺市高木町)
国分寺市高木町にある高木八幡宮はかつての高木新田と中藤新田の間に鎮座している。神社の南を東西に走るのが高木通りで江戸時代からの街道。この街道沿いに広がっていたのが高木新田、南北に広がっていたのが中藤新田である。新田とはいえ台地上の為、ほとんどが桑畑だったようだ。
高木八幡宮の創建年代は不詳だが、中藤新田は享保年間(1716~1735)に開発されているので、その時代と思われる。神社は享保16年(1731)に鎮守となった。
鳥居脇の覆屋に祀られているのは丸彫の地蔵菩薩立像。これが高木八幡宮が鎮守になった後、造立された子育地蔵尊と伝えられる。造立年は元文4年(1739)9月で、基壇には「武刕多摩郡・・南部新田」と書かれている。
覆屋の少し後ろにあったのが、駒型の馬頭観音。正面には「馬頭観世音」とあり、明治41年(1908)の造立とある。きわめてシンプルで典型的な馬頭観音である。
馬頭観音の手前には燈籠が立っている。竿部の正面には「神明宮」、脇には「八幡宮」「榛名山」、裏には「多聞天」の文字がある。造立年は嘉永3年(1850)春3月とあり、「武・野中高木組」の文字が見える。
場所 国分寺市高木町3丁目9-9
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