百草観音堂(日野市百草)
百草園の南側斜面にある百草観音堂は、百草園から数百m下ったところにある。この窪地は倉沢谷戸と呼ばれる。古くは倉沢観音堂、または枡井山観音堂とも呼ばれたが、創建年代は不詳。
階段を上ると観音堂があり、平安時代に造られた本尊の聖観音菩薩立像が堂内に祀られているが、御開帳は12年に一度ということでとても拝観はできない。
観音堂の横には覆屋があり、複数の石仏が祀られていた。左から、舟型の聖観音像、丸彫の地蔵菩薩、丸彫の地蔵菩薩、上部が欠損した舟型の如意輪菩薩像、一番右はよくわからない。この中で造立年が刻まれていたのは左から二番目の地蔵菩薩で、元文庚申年吉日とあるので、元文5年(1740)の造立である。
石段の上にあった古い手水鉢は、宝永5年(1708)7月に小林四郎五郎正義が奉納したもの。「奉寄進 武刕多麻郡百草村枡井山観音堂」の銘が入っている。
場所 日野市百草841
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