歴史民俗資料館の石仏(立川市富士見町)
立川市富士見町の河岸段丘上を走る奥多摩街道から坂を下って、段丘下にある歴史民俗資料館に向かう。段丘は自然が豊かで、湧水があったりする。ここの崖線は立川崖線と呼ばれ、10m~13mの高低差がある。
段丘下の歴史民俗資料館は入館無料。アクセスが不便なので訪問者は極めて少ない。くにたち郷土文化館も同じで、もう少しアクセスのいいところにあってほしいが難しいのだろう。資料館の建物に入るとすぐに普済寺の国宝の六面幢のレプリカが存在感を持って立っている。その傍には、普済寺の60枚以上あるという板碑のうち3枚が展示されている。
中庭を回るといくつかの石塔がある。上の写真は自然石の道標で、紀年は分からないが江戸時代ものとされている。「右 はいしま 五日市」「左 甲州道中」の文字があり、柴崎にある体育館の辺りの、甲州街道と奥多摩道の分岐点に立っていたもの。しばらくは立川市役所に保管されていたが、今は資料館にある。
もう一つ目立ったのは、まるで力石のような丸い自然石で造られた庚申塔である。正面には大きく「庚申」と彫られ、裏面には寛政12年(1800)10月の造立年や願主名が刻まれている。この庚申塔が以前どこにあったのかなどは不明のようだ。
場所 立川市富士見町3丁目12-34
| 固定リンク | 0





コメント