日野医院裏の石仏群(日野市日野本町)
甲州街道にある日野医院の脇道を北に向かって入ると、道は東にカーブしてやがて普門寺に出る。このカーブのところに石仏が並んでいる。米倉家の一角に並んでいるのは3基の庚申塔と1基の馬頭観音である。ちなみにここの米倉氏は1964年の東京オリンピックで聖火ランナーを務められたらしい。
野ざらしの割には保存状態がとても良い。裏道なので排気ガスなどに触れることが少ないからだろうか。左の3基が庚申塔である。ちなみにこの辺りは昔は北原村と呼ばれる土地で、村内にあった石仏を集めたのではないだろうか。
一番左は、舟型光背型の庚申塔で、日月は欠損の為か見えないが、青面金剛像と三猿が見て取れる。造立年は元禄13年(1700)1月とある。隣は笠付角柱型の庚申塔で、日月、青面金剛像、三猿が描かれている。側面に明和3年(1766)5月の造立年が刻まれていた。
その隣はおそらく舟型光背型と思われる庚申塔。日月、青面金剛像、邪鬼、三猿の図柄である。造立年は元文2年(1737)で月の部分が欠けていて確認できない。右端の舟型光背型は馬頭観音である。文字がほとんど見えないので造立年も分からない。
場所 日野市日野本町4丁目11-1
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