とんがらし地蔵尊(日野市日野本町)
日野本町あたりは昔は北原村と呼ばれる土地だった。甲州街道の裏道にある欣浄寺の幼稚園の角に堂宇があり、いくつかの石仏が祀られている。堂宇には「北原とんがらし地蔵尊」と書かれた扁額が飾られている。
堂宇内にあるのは丸彫の地蔵菩薩立像が1基で、他は堂外にある。このとんがらし地蔵は昔から信仰され、特に眼病にご利益があり、別名をヤンメ地蔵というらしい。病に眼でやんめだろうか。沖田総司もこの地蔵を祈ったらしい。説明板によると、基壇正面に「北原村 施主道白」とあり、明和3年(1766)5月の造立。とんがらしが供えられていた。
堂宇の脇には、「北原本道り改修記念」と書かれた碑が立っている。昭和39年(1964)3月の新しいものである。東京オリンピックのタイミングで道路工事が行われたのだろう。その傍には3基の庚申塔が立っている。
左から、駒型の庚申塔で日月、青面金剛像、邪鬼、三猿の図柄。宝暦6年(1756)11月の造立で「講中10人」とある。中央の笠付角柱型庚申塔は、宝暦5年(1755)2月の造立、「庚申講中7人」の文字があり、日月、青面金剛像、邪鬼、三猿が陽刻されている。右も笠付角柱型の庚申塔で、日月、青面金剛像、邪鬼、三猿の図柄。造立年は明和4年(1767)4月で「講中7人」とある。
場所 日野市日野本町4丁目16-25
| 固定リンク | 0





コメント