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1997年9月18日 (木)

大武川(南アルプスの名渓)

9月18日、釜無川上流の大武川(おおむがわ)へ釣行した。このあたりは釜無川の河岸段丘が顕著に見られる。中央自動車道は河岸段丘の上を走るが、国道20号は河岸段丘の下を通る。

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藪の湯下流の大武川は幅広いが堰堤の連続。こういう所に意外性を持って山女魚が生息するのだろうが釣趣がない。ここは飛ばす。人面ダムを過ぎ、人面橋で大武川を右岸に渡し返す。今年の台風でがけ崩れがあったのか、しばらくの間通行止めであったらしい。いまは通れる。

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まもなく車止め。途中の桑木沢が実績があるが、今回は本流を行く。車止めにはゴミが散乱する。ミミズの箱やブドウ虫の箱、それにたき火の跡。釣り人のモラルを疑われる状況。ゴミはぜひ持ち帰ってほしい。

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車止めからは広河原を堰堤に向かって歩く。南アルプスの前衛を眺めながらの釣行は気持ちいい。右手は甲斐駒ケ岳、左は鳳凰山、正面の峰の向こうは北岳の玄関の広河原である。大武川本流はまずまずの水況。山女魚の姿は見えなかったが岩魚は沢山居た。しかし多くはチビ岩魚。釣り人が多いのか、良型は白泡の下に定位し、毛鉤を見にくるが、直前で反転して帰ってしまう。

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峪は次第に狭まり、釣趣も盛り上がってくるが、型が出ない。水量は上流に行くにつれて増えてくる。やはりかなりの伏流がありそうだ。堰堤ごとに水量が増す。水は本当にきれい。

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堰堤群がなくなる頃、峪は狭まり両岸は切り立った断崖となる。流れも水深を増し、大物の期待が高まる。毛鉤のポイントを見極めようと、水の中をじっと目を凝らして見つめると、中層に尺物が居た。こちらの存在には気づかず、しきりに流下する餌を食んでいる。数度毛鉤を流すが無反応。仕方なく餌つりの同行者に譲る。餌が尺岩魚の正面に流れていく。「クワえろ!」しかし餌を避けるように身をくねらせたかと思うと、反転して深みに消えてしまった。

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尺物の居たのは滝壷から3つ下の深瀬だが、滝壷にはきっとたくさんの大物が居る事だろう。釣れるかどうかは別の話だが。滝の音にふと目を向けると、そこには赤薙の滝(だと思う)が素晴らしい景観で豊富な水量を誇るように落ちていた。

1997年9月18日  長野県 大武川

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