「秀」さん歓迎OLM@朝日川
山形県は寒河江市の暇人大王?「秀」さんが上京した。といってももともと「秀」さんは川崎の出身。今も実家は川崎にある。そんな「秀」さんが来るというので、瀬音の面々が朝日川に集った。
朝6時に都留ICに集合したのち、朝日川に向かい各自沢割りして散らばった。私は鵜住居さんと道志口沢に入渓。沢の水は少ないが落差はある小沢。まずは1尾釣るごとに先行を交代しましょうと申し合わせ釣り始めた。
鵜住居さんがいきなり入渓地点で小さいヤマメを掛けた。期待が沸く。次に私が・・・と毛鉤を落とすが出ない。そのうちふと上流を見ると、誰かが居る。そばに近寄り声を掛けると驚かれてしまった。「この沢で人を見掛けることはないから驚いちまったよ」とその人は言う。聞くと、唯一この沢沿いに家を建てて住んでいる方。しかし釣りはしないという。沢で手を洗っていただけのようだ。そんな話を聞くとこれは良い沢かもしれないと思うのが人情。しかししばらくいっても魚信はなかった。ふと右岸に付いた林道が続いているのを感じ、林道に上がったら随分と奥まで続いているようだった。結局私はボーズの言い訳をしなくてはならない羽目になった。
広場には山男魚さんと朝霧さんがタイイングの準備を始めていた。釣り好きが集まると、事実、誇張を交えて、話に花が咲く。まして渓の傍での集まりとなれば、じゃあやってみろと釣りを始める輩まで出てしまうのである。
私が上流にヤマメの溜まっているポイントがあるというと、藪の高橋さんが釣るという。藪の高橋さんは這う様にしてポイントに接近、蜉蝣(カゲロウ)の舞を披露。良型のヤマメが飛び出したが掛からず。2尾目の瀬尻のヤマメも出たがフッキングなし。しかし私はここで、パチンコ釣法に引き続き、藪の高橋さんの必殺技蜉蝣(カゲロウ)の舞を見学することができた(^^)。
広場の渓相はこんな感じで、目の前で皆さん竿を出していた。左の写真は佐久から駆けつけたRYONさん。右の「秀」さんは悠然とレベルラインテンカラを振っていたが、ヤマメを掛けたそうである。
よかったよかった(^^)。
OLMの最後は恒例スターらんどで入浴して、大広間でウダウダした。怪しい黄色い着衣を借りてビールを引っ掛ける面々。
縄文さんは少し酔ってしまったので、覚ましてから帰るとおっしゃる。われわれは先に帰ることにした。
このあと秀さんは清石さんの店「有宝堂」へ。夜はアヤスイ宴会が開かれたが私は参加できず。アヤスイ関東酔っ払い連合に「秀」さんが加わって、賑やかさは例を見ないほどだったという。
1998年3月28日 山梨県桂川水系朝日川
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