無料ブログはココログ

« 佐久解禁釣行(雪中の釣り) | トップページ | 桂川解禁ミニOLM »

1998年3月 3日 (火)

伊豆大見川(得さん「沈」) 

伊豆の春は早い。3月といえども里川では雪の心配はほとんどない。韮山ではイチゴ狩りの盛期。あちこちに観光客を呼ぶ看板や旗が立っている。伊豆の渓は狩野川をのぞいて小渓が多い。しかしこの中小河川に多くのアマゴやヤマメ、時にイワナが棲息する。伊豆のもう一つの魅力は、温泉が多いこと。格安の民宿も多く、私のような日帰り釣行には関係ないが、今回も民宿で朝飯を取った後ゆったりと渓に出かける初老の釣り人を見掛けた。そんな釣りもありなのが伊豆の渓だと思う。

19980303_331

修善寺で冷川方面へ向かう。年川、西川、城川と渡る。中伊豆町の役場前(八幡)までは交通量も多い。八幡で国士越への県道へ右折。大見川上流を目指す。まもなく大見川は地蔵堂川、菅引川を分かつ。今日は地蔵堂川に向かうことにした。地蔵堂の集落近く、万城の滝まであと2kmほどの滝川橋で入渓。数十mおきに1m程度の堰堤を繰り返す流れである。釣趣は沸かないが、伊豆だと思うとこれもありかと感じる。

19980303_332

水温が高い。万三郎岳を水源にする地蔵堂川だけにこれほど水温が高いとは予想しなかった。そして滝川橋の上流には柿島養鱒場がある。 魚も濃いかもしれないと期待する。

養魚場の直下の所為か餌釣りの得さんに連続してニジマスがきた。しかしこのニジマスが妙に太っている。鰓(えら)や鰭(ひれ)はたいしたことないが、胴がやけに太い。北海道の幅広山女魚を思い出させる魚体である。養鱒場から落ちたものか、それとも放流されたものか。ニジマスが本州で自然繁殖しているというのは聞いたことがないから、そのどちらかであろう。しかしボリュームのある魚体であった。

19980303_333

釣りのほうは30分ほどした所で、同行の得さんが「沈」。水温は高いといっても気温はまだ低いので撤収にした。伊豆の渓流は目くじら立てて釣果を追うより、ゆったりと釣る方が向いている。ふと渓の周りを見回すと、あっちにもこっちにも山葵田(わさびだ)がある。

19980303_334

以前に国士越の林道を走った折、この水系で多くの山葵田を見た記憶がよみがえった。あのとき走り回ったのはまさにこの大見川の源流の国有林。 あれがこの渓の源流だったかと思うと感慨深かった。今回の釣行では短い時間しか釣らなかったが、それなりに伊豆の渓を堪能することができたと思う。また静かな時期に再訪したいものである。

1998年3月3日  伊豆大見川水系

« 佐久解禁釣行(雪中の釣り) | トップページ | 桂川解禁ミニOLM »

釣行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 佐久解禁釣行(雪中の釣り) | トップページ | 桂川解禁ミニOLM »