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2022年6月22日 (水)

渓流銀座にアタフタ

令和4年6月22日、山形の2日目もPLAさんがお付き合い下さることになった。といっても本来はこの日がメイン。行きつけの良型の出る沢を目指して2時間のドライブ。今回はPLAさんの車で、まるで運転手付きの豪華釣り旅。期待を膨らませて沢の入口に到着するといつもの駐車スペースに1台止まっている。その少し先にももう1台。じゃあ少し上に行ってみようと林道を進むとまた1台あり、計3台。こんなことはいまだかつてなかった沢である。「釣り雑誌に載ったんじゃないの?」と思ったが、近年釣り雑誌は買っていない。もとは載ってしまうとしばらくそこにはいかないようにするために読んでいたが、最近は小さい字を読むのが難しくなった。(単なるジジイである)

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仕方なく他の沢に転戦。この沢は上流は釣ったことがあるが、中流域は未釣である。果たして岩魚は出るのやら出ないのやら、期待半分に林道を進むと、ここにも初っ端から先行者の車が止まっている。「今日は平日だよなあ」と口から文句がこぼれる。土曜でも山形の沢ではそんなには釣り人はいない(有名河川を除く)。やむを得ずある程度上流まで行って釣り始める。それでも以前に釣った所より数km下流で未釣区間である。

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暫く反応がなくこれはダメかと思った頃に、PLAさんが良型を掛けた。これで俄然やる気がわいてくる。しかしその直後に私が5寸ばかりのチビ岩魚を釣ったあとは反応がぴたりと止まった。1時間釣り上がってもまだ反応がない。だんだんとやる気が蒸気のように消えていく。

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こういう時は一息入れるに限る。それを察したのかPLAさんも「お茶にしましょう」と休憩を呼び掛けた。PLAさんはバーナーを持参してくれ、コーヒーを淹れる。インスタントだが渓で飲むと誠に美味しい。しかし、休憩も効果なく、そのあとも暫く反応がない。やむを得ず昼食をとることにした。何となく暗いランチタイムである。

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暫くポツポツとしか釣れなかったが入渓して4時間位した頃からようやく毛鉤に反応し始めた。私はここぞとばかりに釣欲を出して釣り上る。PLAさんは途中から接待モードにシフトチェンジしてしまった。

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フトコロ(深さ)のあるポイントでようやく重さを感じる1尾を掛けた。接待モードのPLAさんに「大きいのが出たら俄然やる気が出るでしょう」なんて言ってみたが、先日テンカラ大王様との釣行もしたからか、PLAさんは余裕しゃくしゃくの接待モードのままである。

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「あれ?PLAさん、釣らないの?」と聞くと、「遠路はるばるの釣り人への接待です」と余裕。おかげさまで随分と最後は楽しませていただきました。

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思い起こしてみると、最初にPLAさんと釣行したのは1997年である。もう25年も経つのか・・・とつくづく思う。お互い髪は白くなり、PLAさんの場合ヒゲも白くなり、渓流歩きもヨタヨタとし始めたが、出来るところまで釣りをしていたいと心から思うのであった。脱渓して車に戻る間、今日の釣行だけでなく、これまでの何度となく訪れた釣り場の一つ一つが忘れられないものになっているのを感じた。

2022年6月22日  山形県飯豊山系H沢

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