令和4年のホームリバー
今年も山形へ釣行できた。こうして毎年釣り旅ができるのは幸せなことである。長年の釣友PLAさんとの待ち合わせはお昼なので、早朝(といっても6時頃)自宅を出発した。東北自動車道は栃木に入ると雨が落ちてきた。この時期の北上は100㎞も走ると天候が変わるので面白い。案の定福島県に入ると空が明るくなり晴れ間も出てきた。休み休み走り、寒河江に到着したのは正午あたり。PLAさんをピックアップしてホームリバーへ向かう。
少し下流に入ろうと相談していたが、目的の場所には釣り人の車が止まっていた。少し上流にフライフィッシャーがいる。邪魔しないように中流のいつもの入渓点に向かう。お決まりの駐車スペースは空いていた。早速準備して釣行開始。この場所の流れは多少例年と変わっていた。林道側の水流が無くなっていたのである。
間もなくPLAさんが良型を掛けた。この川のアベレージサイズである。しかし何故かこれより大きな岩魚はあまり出ない。ただ沢山釣れるときとあまり釣れない時があるものの、裏切られたことは記憶にない川なので今でもホームリバーと呼んでいる。
私にも少し小さいが近いサイズが出てくれた。とりあえず早い時間にボウズを免れるのは気持ちのいいものである。時には全く釣れずに、最後にようやく少しの釣果ということもある。岩魚の身体の模様は魅力的である。個体個体で微妙に異なるし、川によっても若干違う。
PLAさんが仕掛けを取り換えている隙間に私が良型を掛けた。「油断すると釣り人爺爺は容赦ないなあ」とPLAさん。それでも阿吽の呼吸でポイントを交互に譲り合いながらの釣りは気持ちがいい。
この梅雨の時期には東北の渓流ではタニウツギが全盛期である。もう少し早いとツツジや他の花が咲いているのだが、何しろその時期は雪代が出ていて釣りにならない。6月に入ってからが解禁みたいなものである。それでも焦って早めに入渓すると雪代のぬめりに転倒してしまったりしたものである。午後からの釣りであったがとても楽しめた。
PLAさん、ありがとうございました。
2022年6月21日 山形県朝日山系K川
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